くらし
2019/05/20

誰でも触れられる美術品?草間彌生氏装飾の「都庁おもいでピアノ」

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
2019年4月から都庁に設置された「都庁おもいでピアノ」は、南展望室のリニューアルに伴って誕生した、誰でも自由に演奏できるストリートピアノです。

最近、駅やショッピングモールなど、街角のピアノで演奏する映像が動画配信サイトで人気となっていますが、都庁舎でもピアノ演奏とその鑑賞を通じて、思い出づくりに貢献することが期待されています。

今回、都庁のグランドピアノがひときわ注目されたのは、名誉都民で前衛芸術家の草間彌生氏がピアノの装飾を手がけているためです。世界的なアーテイストによる芸術作品のグランドピアノを誰でも演奏できるという、東京都庁のユニークな試みをご紹介します。

都庁おもいでピアノプロジェクト始動

2019年のラグビーワールドカップ開催や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催決定以来、増え続ける都庁見学の観光客に向けて、ピアノを通じた思い出づくりをしてもらいたいという思いから、2018年6月、都庁にストリートピアノを設置する試みがスタートしました。

「都庁おもいでピアノ」と命名されたこのプロジェクトに使用されているピアノは、都民から寄贈されたものです。都民の思い出が詰まったグランドピアノの寄贈を都が募集して、実際に寄贈されたグランドピアノ1台を装飾しました。

ストリートピアノとは

ストリートピアノとは、街角や公共施設などに置かれたピアノのことで、誰でも自由に弾くことができます。

近年、世界的に注目されている公共空間でのピアノ演奏は、日本でも広まりつつあります。駅や空港に設置されたピアノを一般の人が演奏して去って行く様子が動画サイトをにぎわせており、新たな街の楽しみ方として人気を博しています。

演奏者には、演奏を誰かに聞いてもらう喜びが、偶然居合わせた観客には突然の演奏が楽しい思い出となります。国内のストリートピアノで、最近話題となったのはJR浜松駅に設置されたグランドピアノです。ヤマハや河合楽器製作所など、国内の大手楽器メーカーが本社を置く浜松から発信された、プロ、アマチュアを問わない演奏の数々は、動画配信サイトを通して一気にネットで拡散していきました。

>>(次ページ)世界的芸術家・草間彌生氏による装飾が話題
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