くらし
2019/03/07

年中お祭り気分!?秋田で行きたい祭り5選

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
秋田は、東北の中でも古くから祭りの盛んな地域です。東北三大祭りの一つ、国指定重要無形民俗文化財に登録されている秋田竿燈(かんとう)まつりをはじめ、一年を通して県内各地で伝統的な祭りが開催されています。

中には数百年以上の歴史を持つものもあるほどで、秋田は祭り好きの土地柄といえるでしょう。今回は、全国で知られている祭りから地元で脈々と受け継がれている歴史ある祭りまで、秋田の祭りを厳選して5つご紹介します。

秋田と祭りの熱い関係

2016年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の33行事のうち、3行事が秋田から選出されて注目を浴びました。また、秋田県内の祭りや伝統芸能で国指定重要無形民俗文化財となっているものは17件もあり、これは全国トップを誇ります。

真夏に開催される秋田竿燈まつりから、冬の風物詩のかまくらやなまはげまで、秋田の有名な祭りが開催される時期は毎年多くの観光客でにぎわいます。

祭りの熱気が夜空に広がる!夏祭り3選

盆踊りや灯籠流しは、先祖の霊を慰める気持ちから生まれた夏祭りです。秋田でも、数百年の伝統を受け継ぐ竿燈まつりや盆踊りが各地で開催されています。ここでは秋田の夏祭りを3つご紹介します。

・秋田竿燈まつり(毎年8月3日~6日、秋田市竿燈大通り)
青森ねぶた祭や仙台七夕まつりとともに、東北の短い夏に熱く盛り上がる東北三大祭りの一つです。真夏に人々を襲うと信じられてきた邪気や病魔を払い、健康を願う行事として発展しました。大若と呼ばれる最大クラスの竿燈は、12メートルの竿に46個のちょうちんが吊り下げられ、重さは50キロにもなります。

秋田の竿燈まつりは、ねぶり流しと呼ばれる七夕とお盆を迎える行事から生まれました。確認できる最古の記録は1789年に書かれた津村淙庵(つむらそうあん)の紀行文「雪の降る道」です。太鼓の音と一緒に長い竿にたくさんのちょうちんを取り付けて町を練り歩く様子が紹介されています。もともと五穀豊穣や厄払いなど庶民の願いを書いた短冊を、竹や木に飾っていたものが竿燈に変わっていったと考えられています。

竿燈まつりの見どころは、竿を額や肩、腰など体の部位で受けながら持ち上げて静止する「竿燈妙技」と呼ばれる豪快な技の数々です。また、地元の職人が手がける素朴な提灯や竹竿の美しさも見逃せません。

・毛馬内(けまない)盆踊り(毎年8月21日~23日、鹿角市)
秋田三大盆踊りの一つで、江戸中期にはすでに行われていたという歴史ある祭りです。

京都の念仏踊りが由来ともいわれる「大の坂(だいのさか)」は、迫力満点の大太鼓と笛のはやしに合わせて踊ります。一方、「甚句(じんく)」といって伴奏のない歌に合わせた踊りは、約450年前の戦国時代に合戦から無事帰った人々をねぎらうために始まったと伝わっています。

男性も女性も、着物姿に豆しぼりの手ぬぐいでほおかぶりの衣装を身に付けます。かがり火を中心に輪になって内側を向きながらゆったりと踊る姿は、とても優雅です。

・西馬音内(にしもない)盆踊り(毎年8月16日~18日、雄勝郡羽後町)
関ヶ原の合戦のころ、この地を治めていた城主の霊を慰めるために盆踊りが始まったといわれています。祭りばやしは豪快な調子ですが、踊りは上方風の優美で流れるような雰囲気です。黒色の布でできた彦三頭巾(ひこさずきん)や編み笠をかぶり、切れ端で縫った端縫い衣装を身に付けるなど、色彩豊かなのも西馬音内盆踊りの魅力になっています。

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