くらし
2019/02/01

アーバンスポーツ(都市型スポーツ)が今年も集結。FISE広島2019!

旧広島市民球場跡地(写真= resilva/Shutterstock.com)
旧広島市民球場跡地(写真= resilva/Shutterstock.com)
陸上競技やサッカーといった、これまでのスポーツの枠に当てはまらない、アーバンスポーツ(都市型スポーツ)に今、注目が集まっています。アーバンスポーツとは、スノーボードや雪山登山など、スピードや危険度が高い過激なスポーツ(エクストリームスポーツ)の中でも、スケートボードやボルダリング、ブレイクダンスなど、都市で行えるスポーツを指して呼びます。アーバンスポーツは若者を中心に、世界中で愛好者が増加しています。

広島では前年に続き、2019年4月にアーバンスポーツの国際大会「FISE(フィセ)広島2019」が開催予定です。2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピックといった、よく知られるスポーツイベントとはムードの異なるFISEのポイントと、広島の地域復興との関係を紹介します。

FISEの発祥と特徴

FISE(フィセ)は1997年に、当時学生だったエヴァ・アンドレ-ブノワがエクストリーム・スポーツの一大フェスティバルを企画して、フランス南部の町・モンテペリエで初めて開催されました。FISEはフランス語のFestival International du Sport Extremeに由来する略称で、エクストリーム・スポーツ国際フェスティバルを意味します。

初開催から回を重ねるごとに人気が高まり、モンペリエで開催された大会では開催期間中に50万人以上の観客動員数を記録したこともあります。現在はプロやアマチュアの垣根を越えて、世界各国のアスリートが集う世界大会へと発展しています。

FISEの特徴はシーズンごとに新たな競技種目を追加し、毎回内容の刷新を図っている点です。街中や公園、自然の中などあらゆる場所をハイスピードで駆け抜けるパルクールや、ロッククライミングから派生して、最近は専用のインドアジムが全国的に増えているボルダリングといった最新の種目も2017年に採用されています。

日本初の開催地・広島で開かれる意味

日本でのFISE初開催は2018年。雨天中止となった初日を除く2日間で約8万6,000人もの観客を動員しました。日本初開催の特設会場は原爆ドームを望む旧広島市民球場跡地に設置され、集まった全てのアスリートが平和を意識してプレイすることとなりました。核を持つ国、持たざる国に関わらず、愛するスポーツのために集結した選手たち。被爆地である広島で平和のために競い合う姿に明るい未来を感じた参加者も多かったはずです。

その後、2018年7月に広島は豪雨災害に見舞われます。2度目の開催となるFISE広島2019では「がんばろう広島 復興大会」と題し、広島を応援する大会に位置づけられます。2019年は旧広島市民球場跡地とNTTクレドホールで開催されます。

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