くらし
2018/12/25

10年前より島根が好き!「リメンバーしまね」の草の根活動

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
中国地方の島根といえば、「地味で目立たない」「どこにあるのか分からない」というイメージを自称して話題となった県です。一見するとマイナスにも思えるイメージですが、これを逆手にとって全国に存在をアピールしています。このアピール活動は10年ほど続いており、とてもユニークな活動として知られるようになりました。

今回は、島根の知名度アップのための応援サイト「リメンバーしまね」と、10周年を迎えたその活動についてご紹介します。

「リメンバーしまね」が他のPR活動と違う点は?

自治体の知名度を上げる活動といえば、自治体が観光や特産品、イベント情報などを発信するのが一般的です。しかし、島根の場合は「リメンバーしまね」というサイトを立ち上げ、県内在住者や出身者に限定せず、島根を応援してくれる応援団員を全国から募り、口コミでファンを増やす方法をとりました。

この応援団員が集まる場所、そして情報交換できる場所としてリメンバーしまねがオープンしたのは2008年で、2018年10月にサイト開設10周年を迎えました。ちなみに、リメンバーしまねという名前には「島根を忘れないで」「島根を思い出して」というメッセージの他に、再び、新たにを意味する「Re(リ)」、表だけでなく裏からも島根を見てみる「裏(り)」という意味も込められました。名誉応援団長(初代応援団長)はしまねSuper大使の吉田くん、現在は島根のゆるキャラであるしまねっこを2代目団長に据え、さらに親しみやすいサイトとなっています。

この島根の取り組みは徐々に浸透し、サイトがオープンした頃には1,200人ほどだった応援団員登録者は2018年10月時点で2万2,500人にまで増加しています。

島根の知名度を上げたい!具体的な活動内容とは?

ここからは、リメンバーしまねが行っている具体的な活動について見ていきましょう。

・豊富なコラムや掲示板で交流促進
リメンバーしまねのサイト内には、団員コラムニストの記事が掲載される「しまねツウ」というコーナーがあります。

ふるさと納税返礼品の話題、県内各地を訪れた時の感想、イベントレポートなど、島根の話題が盛りだくさんです。投稿者が発見した島根のさまざまな話題が掲載され、コラムを読むことで、楽しみながら島根について知ることができます。

・島根ファンの仲間と盛り上がる
各団員の交流の場として用意されている「わいわい広場」では、日々のちょっとした島根の話題、街で見つけた島根ネタなどを投稿できます。掲示板形式になっているため、誰かの投稿にコメントや「いいね」を付けて交流できます。

・島根を広める草の根活動
「応援団の草の根活動」のコーナーでは、毎月1回、出された指令に基づいて、島根応援活動や自分が見つけた島根ネタを報告します。ちなみに、過去には「島根のおすすめインスタ映えスポット」「島根に残る逸話や伝承」などが指令となっていました。また2018年10月には、リメンバーしまねの10周年を記念したサイトバナーに掲載する、キャッチコピー募集の企画が実施されました。

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