くらし
2018/10/04

会費制が当たり前!北海道の結婚式・披露宴

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
新たな人生の門出となる結婚式と披露宴。新郎新婦だけでなく、招待されたゲストも幸せな気持ちになる時間ですが、さまざまなマナーやしきたりも多いものです。そのルールは日本全国でほぼ共通しているように感じますが、北海道の結婚式や披露宴は少し異なり、特色があるようです。

会費制結婚式ってどういうこと?

北海道の結婚式や披露宴の大きな特色は、会費制であるという点です。会費制というのは、招待側が決めた金額の会費をゲストが支払う結婚式や披露宴のことで、その金額は1~2万円程度のようです。道内の8~9割ほどの結婚式や披露宴でこの会費制が採用されています。

一般的には結婚式や披露宴に招待された際、ゲストはご祝儀を用意しなければいけません。ゲストと新郎新婦が友人の場合には3万円、親族ならば5~10万円が相場となっています。そして、出費の多い時期や結婚式が続くタイミングだと、ご祝儀が家計に響く大きな出費となってしまうのも事実です。

一方で、会費制結婚式の場合、ご祝儀の相場金額の半分以下の出費で済むこともあるため、経済的には助かる、と考えるゲストが多いようです。ゲストは気軽に参加できて、新郎新婦側は招待をしやすい上に入ってくる金額をあらかじめ把握できるため、結婚式や披露宴の計画を立てやすい、といったメリットがあります。そしてご祝儀袋も不要とされていて、ゲストは受付で財布から直接お金を出して会費を支払います。

会費の金額と式場によって、披露宴の形式は、カジュアルなビュッフェ形式でも完全着席のコース形式でも、自分たちで決めることができるため、新郎新婦の叶えたいウェディングスタイルを実現することが可能です。

引き出物がないって本当?

ご祝儀の相場よりも金額の低い会費制で結婚式や披露宴を開くためには、一般的なご祝儀形式の結婚式と比べて、さまざまな準備・演出を省略する必要があります。その代表が引き出物です。ご祝儀形式では、食器やカタログギフトといった「物」を1~2点と、華やかな「引き菓子」を1点用意し、さらに鰹節などの縁起物を添える場合もあります。その金額は、地域や新郎新婦とゲストの関係性により、5,000~1万円ほどが一般的です。

北海道での会費制の場合には、引き出物として会費の1割程度である1,000~2,000円の引き菓子のみを用意するのが一般的とされています。加えて、席札の代わりとして、あるいはお見送りの際に、プチギフトを渡すこともあります。また、会費以外にご祝儀やプレゼントをもらった場合は、後日に内祝いを贈る新郎新婦が多いようです。

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