くらし
2018/10/03

恐竜がお出迎え!奥出雲で人気の泊まって学べる博物館

(画像=PIXTA)
(画像=PIXTA)
神話の故郷・出雲の山奥にある奥出雲多根自然博物館は田園風景の中に突如そびえ立つ6階建ての建物です。人口約1万3,000人の島根の奥出雲町にあり、売上はなんと年間4,500万円。博物館とホテルが一体となったユニークな施設で、今話題になっています。

通常体験できない夜の博物館を見学できる宿泊客限定のナイトミュージアムのおかげでファミリー宿泊客が一気に増えるなど、魅力満点です。今回はそんな泊まって学べる奥出雲多根自然博物館について注目しましょう。

奥出雲はヤマタノオロチの舞台

島根県奥出雲町はヤマタノオロチの伝説が残る神話の里です。奥出雲の名峰・船通山はヤマタノオロチが住むといわれていた斐伊川の源流にあたります。スサノオノミコトがヤマタノオロチ退治に使った神剣が出現した地として知られています。また、スサノオノミコトの妻・クシナダヒメゆかりの稲田神社も地元に残されています。

そんな出雲神話の舞台となった奥出雲町の奥出雲多根自然博物館は「メガネの三城」の創業者である多根良尾氏が構想し1987年に開館しました。

恐竜や化石をメインにした博物館

博物館のテーマは「宇宙の進化と生命の歴史」です。まずロビーを入ると、全長12メートルの巨大なアロサウルスが出迎えてくれます。

1階展示スペースはティラノサウルスやカマラサウルスといった中生代の恐竜たちの展示をはじめ、宇宙や地球の成り立ちが分かる展示で理解を深めたり、本物の化石に触ったりすることができます。

2階は色鮮やかに輝く宝石となった巨大なアンモナイトの化石や太古の海で暮らした不思議な形をした生き物のほか、鉱物や岩石の標本が並んでいます。

夜になると宿泊者だけが楽しめるナイトミュージアムはこの博物館の目玉イベントになっていて、大人から子どもまで楽しめる工夫がいっぱいです。照明を落としてネオンを多用した夜の館内を、懐中電灯や双眼鏡で探検します。博物館から出されるゲームのクイズに答えながら進むと気分は恐竜の時代にタイムスリップしています。全問正解すればプレゼントがもらえる企画も人気です。

恐竜から温泉まで家族で楽しめる宿泊

館内は博物館、研修施設、宿泊施設の3つに分かれていますが、宿泊できるミュージアムという珍しいスタイルです。

子ども連れにおすすめなのが「恐竜ルーム」です。2段ベッドが置かれたトリプルルームのドアには恐竜のカット絵が貼られ、部屋に入るとテーブルの上に恐竜のフィギュアが並びます。壁のポスターからベッドのシーツ、マグカップまで恐竜をモチーフにしたものを揃えていて、大人もついワクワクしてしまいます。

また、宿泊者は無料で博物館の目の前にある「佐白温泉長者の湯」に入浴できます。奥出雲美肌温泉郷の一つで高アルカリ単純泉はお肌にやさしくしっとりした掛け流しの温泉です。岩風呂や露天風呂が人気で、夕食はお食事処「八重垣」で島根和牛の陶板焼きがメインの奥出雲満喫御膳など、お好みのものから選ぶことができます。

なお、朝食は博物館6階の展望レストランが会場です。広い窓から田園風景を眺めながら炊き立ての地元特産・仁多米を土鍋でいただきます。地元の有精卵の生卵やシジミのみそ汁など、島根の食材にこだわった贅沢な和食メニューが人気です。

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