くらし
2018/08/15

まるでハワイ?熊野古道だけじゃない和歌山の隠れた絶景

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
紀伊国・和歌山と聞くと、世界遺産にも選出された熊野古道が有名ですが、この地にはほかにも古くからの山林資源が数多く残存しています。今回は、そんな和歌山にある魅惑の絶景スポットをいくつかピックアップしました。

海にも山にも恵まれた自然豊かな地・和歌山

本州の中心付近、紀伊半島南西部に位置する和歌山は、総面積がおよそ4,700平方キロメートルと全国で30番目に広い県です。北部から東部にかけて大阪・奈良・三重と接しているほか、西部から南部までは太平洋に面しており、本州最南端の岬・潮岬がある土地としても知られています。約650キロメートルにもおよぶ海岸線はリアス式海岸と呼ばれる入り組んだ形で、天然の漁場としては非常に良質。黒潮が流れる和歌山南部には、弘法大師由来の伝説の地・橋杭岩が存在します。

土地の面で見てみると、和歌山は1,000メートルほどの標高を誇る紀伊山脈が主体の山岳地帯です。高野山や護摩壇山、那智山といった古くから霊場として広く親しまれてきた山が多い土地でもあります。そのため、和歌山の面積のうち山地は8割ほどで平野は少なめです。山々はどれも深く、全体的に広く生い茂っていた木々が高品質だったことから、和歌山は「木の国」と称されていました。これが、後の和歌山の別称「紀の国」または「紀伊の国」の由来になったといわれています。

異国情緒があふれる浜辺と本州最南端の町が面する貴重な海

和歌山の南西部、白浜町の白良浜は、円弧を描く真っ白な砂浜ときれいなコバルトブルーの海とのコントラストが楽しめる観光スポットです。全長620メートルもの浜辺にはヤシの葉製のパラソルが設置されており、南国の雰囲気が広がっています。太陽の下、キラキラと輝く白砂の海岸に立てば、そこはまるでハワイや沖縄のようです。夏場、砂浜を覆うかのように広がる色とりどりのビーチパラソルも風物詩のひとつといえるでしょう。

白良浜から南西の海岸にある、岩が何枚も折り重なったような千畳敷も和歌山の隠れた名所です。太平洋の荒波によって浸食されたことで、見事な風合いの岩盤になっています。千畳敷の端では海釣りを楽しむこともできるようです。

2005年、湿地保全を目的としたラムサール条約締約国会議にて沿岸の海域が登録されたのは、本州最南端の串本町です。この海域には、ラムサール条約が対象としているサンゴ礁は本来存在しません。しかし、「サンゴの大群生地であること」「サンゴ礁に準ずる生態系の保全がなされていること」から、非サンゴ礁海域でありながら世界で初めて登録されたのです。

串本町の海は外から眺めるだけではなく、スキューバダイビングやシュノーケリングによって海中を楽しむこともできます。潜った先には、カラフルな生き物とサンゴが共存する姿が目の前に広がります。

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