くらし
2018/05/18

大迫力&絶景が楽しめる建築美!全国各地のおもしろダム3選

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
「ダム」と聞いて何を思い浮かべますか。「生活・工業用水を貯めておく」「水力発電に利用する」だけだと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに貯水や発電利用はダムの大切な役割です。

しかし、最近ではそれだけではなく、観光地としての人気が高まっているのをご存知でしょうか。たとえば、トレッキングコースの設置、ダムのプロフィールを記載した「ダムカード」の配布で観光客を迎えているダムもあります。また、建築遺産としての価値に注目する人も増えています。

もちろん、大量の水を流す「放流」や見ごたえのあるダムの大きさも人気の理由です。今回は日本各地にある迫力や絶景が楽しめるダムをご紹介します。

玉石張りが美しい重力式コンクリートダム「青下第一ダム」

仙台市にある「青下第一ダム」は1934年に完成し、今も現役で稼働している歴史あるダムです。このダムの最大の特徴はコンクリートに張られた玉石といえるでしょう。ダムの真上に架かる橋は石に当たる水しぶきの迫力を身近で感じられるスポットです。

また、近隣にはハイキングコースがあり、休日は市民の憩いの場となっています。ヤギの頭を模した噴水口がある「青下ダム記念碑」や1933年に建てられた「旧管理事務所」など歴史的にも価値のある建造物を見ることができるコースです。

青下第一ダムや仙台の水道についてもっと知りたい人は、青下水源地にある「水道記念館」を訪れてみてはいかがでしょうか。水道記念館では仙台市の水道の仕組み、水と環境の関わりを学ぶことができます。さらに水道水ボトルドウォーター「ごくり◇きらり せんだい」の配布も行われています。ダム見学、ハイキングのひと休みにも利用できる施設です。

迫力のある光景の見学やハイキングで自然を楽しむだけでなく、水道の歴史や環境も学ぶことができるダムです。  

ダムの歴史を見に行こう!重要文化財「丸沼ダム」

日本で造られるダムにはいくつかの建築様式があります。そのなかでも鉄筋コンクリートを扶壁で支える「バットレスダム」は大正から昭和初期に建造され、国内でも6基しか現存しない貴重な様式です。

群馬県利根郡片品村にはバットレスダムでも国内最大の「丸沼ダム」があります。2003年に発電用ダムとしてははじめて国の重要文化財に指定されました。日本国内の他所にもあったバットレスダムは安全性の確保のため、形を変えざるを得なかったという経緯を考えると、今ぜひ見ておくべきダムといえるでしょう。

丸沼ダムの見どころは32.1メートルもある堤高の高さでしょう。通常は一般公開されていないため、ダム本体に立ち入ることはできませんが、ボートをレンタルして下流側から見学することは可能です。ちなみに丸沼ダムは無人管理のため、ダムカードの配布は片品村観光協会で行われています。

>>(次ページ)すばらしい眺めと高さに注目!帝釈川ダム
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