くらし
2018/01/31

有田焼400年記念!日進月歩を続ける焼き物の魅力

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

日本磁器の代表的な存在の一つといえるのが、有田焼です。1616年に佐賀県有田町で初めて製造されてから約400年、有田焼はこれまで継承されていた技法を新たな形へと変化させ、現代人の生活に適応する様式へと進化しています。デザイン・機能ともに良質な有田焼は日本国内だけではなく海外からの人気も高く、中にははるばる海を越えてやってくるファンも。そんな、進化・発展を続ける有田焼の魅力について迫ります。

注目度の高い人気窯元

「ARITA PORCELAIN LAB」は、有田最大の規模を誇る工場でおよそ40名もの職人が日々上質な有田焼を作り続けている窯元です。日常的に使いたくなる大小さまざまなサイズの鉢、食卓にアクセントを加えたいときにぴったりの長角皿など、購入できる食器はどれもシンプルで飽きのこないデザインです。盛り付けた料理をさらに美味しく見せ、食卓をより一層華やかにする魅力も兼ね備えており、個人や飲食店はもちろんのこと、多くの有名ブランドとも取引があるそうです。徳利・飯碗・小皿セットなど多種多様な「ARITA PORCELAIN LAB」の有田焼は大切な方へのプレゼントにも最適です。

有田焼卸団地にある「KIHARA」では、古くから受け継がれてきた有田焼の伝統、人・技・品を将来へ継承すべく、現代のライフスタイルに順応できる商品を開発・販売しています。オンラインストアには、東京を代表する名物をあしらった有田焼「TOKYO ICON」、有田焼の技法を用いた温かみが感じられる「呉須染」「象嵌」といったバリエーション豊かなシリーズがラインナップ。素朴で繊細なキッチンツールから、縁起物をあしらった贈答向けの取皿セットまで、ありとあらゆる場面で使える品々が揃っています。

2017年7月、「KIHARA」は東京・渋谷に「KIHARA TOKYO」をオープン。品物を実際に購入できるショップと、有田焼を展示するギャラリーが併設されています。

日本とオランダの感性が光る新シリーズ

2012年、最大規模を誇る見本市「ミラノサローネ」にて日本人とオランダ人のデザイナーによる有田焼シリーズ「1616/Arita Japan」が発表されました。約400年にわたり紡がれてきた有田焼の伝統に新しさをプラスし、これからも生活の一部になり続けるであろう新・有田焼を次々と生み出しています。

柳原照弘氏による有田焼「スタンダード」では、新たな材料を使用し、現代社会における食文化に適した作品を製作しました。有田焼の持つ優美さが感じられるシンプルなフォルムで、用途が幅広いのが特徴です。

一方、ステファン・ショルテン氏とキャロル・バーイングス氏の2人が手掛けたシリーズ「カラーポーセリン」は、有田焼の隅々まで調べた結果を新たな形で解釈し、製造したという有田焼食器です。ところどころにヨーロッパ色がプラスされており、繊細な色合いやスタイリッシュなデザインなど、作品の至るところから和と洋が感じられます。淡く柔らかなカラーが食卓に華やかさをプラスしてくれるだけではなく、機能性にも優れた逸品です。

>>(次ページ)有田焼を手軽に楽しめるところも

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