くらし
2017/11/26

続々登場するユニーク美術館!いま、東京のアートが楽しい

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
東京都内には「草間彌生美術館」「三鷹の森ジブリ美術館」など、従来の美術館の枠にとらわれない、個性的な美術館が次々とオープンしています。子どもから大人まで、そして芸術にあまり興味がなかった人でも夢中になれる、そんな美術館を紹介します。

続々オープンするユニークな美術館

2017年10月、新宿区弁天町に開館した「草間彌生美術館」は、前衛美術家として知られる草間彌生氏の作品を集めた美術館です。館内には、草間彌生を象徴する水玉やカラフルなモチーフであふれかえった空間が広がります。入場は日時指定の予約制となっており、チケット発売後数日で翌々月の予約が埋まってしまうほどの人気の高さです。

開館記念展となる第一回の展示として、「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」を2018年2月25日まで開催し、その後も年2回にわたりコレクションを展示します。

一方、葛飾北斎の作品を展示するために2016年11月22日にオープンしたのは「すみだ北斎美術館」です。北斎は江戸時代を代表する画家として、そして海外の有名芸術家も影響を受けた画家として広く知られています。オープンから5ヵ月となる2017年4月末には入館者数が20万人を突破するなど、その注目度の高さがうかがえます。

館内では北斎の作品を紹介するタッチパネルや北斎が使用していたアトリエの模型などを常設展示されていて、さらに歌川広重より30年も前に北斎が手掛けた「東海道五十三次」の展覧会、北斎の代表作「富嶽三十六景」「富嶽百景」の展覧会など、イベント展示も多数行われています。

他にも、エレベーターの設置工事に伴い一時休館となっていた「東京都庭園美術館」が2017年11月18日に再オープンすることが決まっています。

作家に特化した美術館たち

三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」は、名前の通りスタジオジブリの作品に特化しており、2017年1月に入館者数が1,000万人を突破した人気の美術館です。ジブリの短編アニメを上映するプチ映画館や、館主の宮崎駿氏と美術館イチオシの絵本などが自由に読めるコーナーも設けられています。

ユニークな企画展示も好評で、2017年5月から2018年5月(予定)にはジブリ映画では欠かせない食事のシーンをピックアップした展示「食べるを描く。」が開催されています。

また1977年9月に開館した世界初の絵本美術館として長く愛されているのが、練馬区にある「ちひろ美術館・東京」です。多くの人に親しまれている、いわさきちひろ氏の作品はもちろん、正確に復元した同氏のアトリエなどが展示されています。作品の解説が聞けるギャラリートークのほか、「子どものための鑑賞会」や「わらべうたあそび」といった親子で楽しめるイベントも定期的に行われています。

2017年3月からは開館40周年記念の展覧会が開催され、11月8日~2018年1月31日には第4弾として「ちひろの歩み」と「日本の絵本100年の歩み」の展示を予定しています。

東京大学そばの「弥生美術館・竹久夢二美術館」では、モダン版画や漫画の原画、ファッションイラストなどを展示し、どこか懐かしいのに新鮮な大正ロマンに浸ることができます。

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