くらし
2019/05/30

商店街がまるごとホテルに!?宿場町大津でのんびりステイ

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
江戸時代の絵師、歌川広重の浮世絵でも有名な東海道五十三次は、江戸日本橋から京都三条に向かう間の53の宿場を指します。その東海道五十三次で京都に一番近い宿場、滋賀の大津で面白いホテルが誕生しました。何と、商店街がまるごとホテルになっているのです。

この商店街をまるごとホテルにした狙いは何なのでしょうか。また、楽しみ方も気になります。今回の記事では大津の商店街にできた一風変わったホテルを取り上げます。

商店街まるごとホテルとは?

大津の商店街まるごとホテル「商店街ホテル 講 大津百町」がオープンしたのは、2018年8月のことです。アーケード商店街にあった、築100年以上の町家をモダンにリノベーションし、ホテルに改装しました。「街に泊まって、食べて、飲んで、買って」がコンセプトのこのホテルでは、大津の街を歩き、人々と交流するという、インターネットや雑誌では得ることができない生の体験ができることが売りです。

この商店街には、7棟13室の客室があります。町家を一棟まるごと貸し切るスイートや、毎年10月の大津祭の曳山が目の前を通るぜいたくなスーペリアツインなど、それぞれ特徴を持った部屋が並んでいます。

また、家具やベッドも国内外の有名ブランドのものを設置し、おしゃれな空間を演出しています。家族や友人と、または一人旅でもゆったりくつろぐことができるでしょう。

商店街まるごとホテルができた理由

ところで、どうして商店街をまるごとホテルにしてしまったのでしょうか。その理由は大津の街の現状にありました。

江戸時代は宿場町として栄えた大津ですが、交通網が発達した現在、この街では旅行者の姿はほとんど見られなくなりました。商店街も活気がなくなり、シャッターが閉まったままの店舗も増えました。

そこで、空き店舗が多くなった商店街自体をホテルに改装して旅行者を呼び、街に滞在してもらい、街自体が持つ魅力を知ってもらうことを、株式会社自遊人が計画したのです。

>>(次ページ)商店街を救う?「ステイファンディング」とは?
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