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2019/04/22

意外?それとも「米どころ」ならでは?新潟の3大製菓

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
「プチシリーズ」や「ルマンド」で有名なブルボン、「ハッピーターン」や「柿の種」の亀田製菓、あられやおせんべい、そして赤ちゃん向け菓子でも有名な岩塚製菓。これらのお菓子は皆さんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。今回は新潟に本社を置く3つの菓子メーカーについてご紹介します。

米どころ・新潟、なぜお菓子作りが盛ん?

日本でも有数の米どころである新潟では、米作りだけでなく、米菓作りも盛んです。2015年の米菓製造品出荷額は日本一で、全国シェア56.8%を誇っています。

新潟で米菓作りが盛んになった要因は、1950年代後半に県の食品研究所(現在の食品研究センター)と新潟県米菓工業協同組合が製造技術を共同で確立したことにあるといわれています。技術講習会の開催などで作り方を共有化したのも各社の製菓技術の向上に一役買いました。

新潟では県を挙げて米菓をアピールしています。道の駅「新潟ふるさと村」では、毎年10~11月に「あられ・おせんべいまつり」が開催され、県内の米菓メーカーが商品展示や試食販売を行っています。2017年には県内の15メーカーが集まって開催されたほどの人気イベントです。

原点は米菓ではない?「ブルボン」

新潟には数多くの製菓メーカーがあります。ここでは、3つの企業を取り上げて詳しく見ていきましょう。

ブルボンは、米菓だけでなく、クレープクッキーのルマンド、ミニロールケーキのバームロールなど、洋菓子の製造販売でも知られるメーカーです。

ブルボンの創業は1924年、大正時代のことでした。老舗和菓子店から発祥した北日本製菓が前身です。創業者の吉田吉造氏は、1923年の関東大震災の影響で東京から地方への菓子の供給が滞ったのを見て、地方で菓子が量産できる工場を作ることを決意したそうです。

創業後初めて作られたお菓子はビスケットでした。その後もドロップやチューインガムなど、さまざまな商品を開発・製造してきました。米菓の製造が始まったのは創業から10年後の1934年のことでした。現在では米菓・洋菓子と実に多彩な商品ラインナップを誇っています。

また、ブルボンは日本で初めて米菓製造のオートメーション化に成功した企業でもあります。このオートメーション化により薄焼きせんべいの量産が可能になりました。

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