グルメ
2018/10/29

実は全国9割シェアです。常陸茨城の特産和スイーツ「ほしいも」

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
常陸・茨城には水戸の納豆、常陸牛、メロンなど有名グルメが数多くあります。そんな茨城グルメの一つに「ほしいも」があることをご存じでしょうか。実は茨城はほしいもの全国シェア率が9割を超える「ほしいも」県なのです。ほしいもは食物繊維、ビタミンB1、鉄分が豊富で、美容健康によいとされています。今回はなぜほしいもが茨城で作られるようになったのかを取り上げます。

風土が関係?茨城でほしいもが作られるようになった理由とは?

茨城はさつまいもの栽培面積・生産量が全国2位です。良質なさつまいもを生産するポイントとして、霞ヶ浦と北浦、2つの湖に挟まれた行方台地(なめがただいち)の水はけのいい赤土があります。茨城は生産条件に合う土と畑のおかげで、さつまいもの生産量を伸ばしたようです。

茨城ではさまざまな種類のほしいもが作られますが、その原料となる品種はほとんどが「玉豊(たまゆたか)」です。その他にも、いずみ、みつき、玉乙女、紅はるか、紅姫などの品種も栽培され、ほしいもだけでなく、さまざまなスイーツに利用されています。

茨城でほしいもが盛んに作られる理由を紐解くと、冬場の雨の少なさに加え、適度な潮風が吹くという環境が、ほしいもの乾燥工程によく向いていたためです。栽培に適した土とイモを乾燥させることができる気候が揃っていたからこそ、茨城のほしいもが他の地域から群を抜いて支持されることになったのでしょう。

干し方もいろいろ?茨城のほしいもの種類をご紹介

茨城のほしいもにはいくつかこだわりのある干し方があります。今回はそのうちの2種類を紹介します。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

・平干し
店頭でよく見かけるほしいもはこの形の干し方ではないでしょうか。蒸したさつまいもを薄く切って干すので扱いやすく、保存にも向いています。時おり、表面に白い粉が吹いているものがありますが、これは糖分です。甘みの強いほしいもが食べたいのならば、白い粉が吹いたものを探してください。

・丸干し
丸干しは茨城ならではの製造方法です。蒸したさつまいもを切らずにそのまま乾燥させます。乾燥に時間がかかるのでたくさん生産することはできません。そのため、この方法で作られたほしいもは、茨城以外でなかなか見ることができないでしょう。内側の水分量が多いので、ねっとりとした焼き芋のような食感を楽しめるのが特徴です。

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