グルメ
2018/09/26

今年もこの季節がやってきた!高知が誇る鍋料理に舌鼓を

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
高知名物といえば最初に思いつくのはカツオのたたきですが、ほかにもおいしい特産品がたくさんあります。今回は高知の特産品の中からこれからの時期に嬉しい、鍋に入れたい食材を厳選しました。あの幕末の志士が好んだ食材をはじめ、高級な海の幸や珍しい鍋料理などバラエティ豊かにご紹介しましょう。

歯ごたえと旨みが特徴の絶品鶏肉

高知を代表する鶏肉といえば、シャモを思い浮かべる人も多いはず。しっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほどお肉からあふれ出る旨みが特徴です。鍋の具材のひとつにするとシャモのダシがスープにコクと風味をプラスしてくれます。あっさり系から濃厚系の味付けまで、さらには甘口に仕上げたすき焼きとも相性抜群の食材です。

以前行われた高知グルメのナンバーワンを決める「土佐の食1グランプリ」第4回大会(2013年)では、見事「シャモスキやき」が優勝に輝きました。坂本龍馬がこよなく愛した味は、時を超えて今もなお多くの人々に親しまれています。

高知県民が誇るもうひとつの鶏肉が「土佐ジロー」です。シャモ同様に出荷の時期は限定されておらず、一年を通して味わうことができます。天然記念物に指定された雄の「土佐地鶏」と、アメリカ産「ロードアイランドレッド」の雌を掛け合わせて誕生した鶏のみが土佐ジローを名乗ることができます。一代限りなので、土佐ジローから生まれた鶏は別種として扱われます。土佐ジローの飼育には高知県土佐ジロー協会の認定が必要で、放し飼いにすることや餌の種類など、細かな条件が定められています。

数々の規定に沿って飼育された土佐ジローは、脂肪分は少なめながらジューシーで抜群の歯ごたえも兼ね備えています。中でも鶏ガラスープは深みのある味わいで、塩ベースの鍋が特に合うと評判です。締めはご飯にスープをかけてお茶漬け風に、あるいは卵を割り入れて雑炊にしても絶品です。

豊富な海の幸を使って鍋を贅沢に

足摺沖や室戸沖など高知南部で獲れるのは、西日本においてトップの水揚げ量を記録するキンメダイです。生息域が高知から近いため、鮮度をキープしたまま消費者のもとへと運ばれます。鍋に入れると肉厚の身から風味豊かなダシが溶け出すだけでなく、心地よいプリプリ食感が味わえるのだとか。鍋だけでなく、照り焼きにしたキンメダイと鮮魚の刺身を盛りつけた「室戸キンメ丼」も人気です。

高知の絶品海鮮鍋なら、鯨肉を使ったハリハリ鍋も外せません。鍋から取り出した鯨肉と水菜を一緒に食べると、鯨肉のコクの深さと水菜のシャキシャキ食感が見事なハーモニーを演出してくれます。赤身だけでなく、脂肪分の多い腹身(ウネス)や希少部位・舌(サエズリ)といった鯨肉のさまざまな部位を、通常の刺身や湯引きとは違った味わい方で楽しめるのもハリハリ鍋の特徴です。

高知の海は鯨の生息地であることから、かつては庶民の間で鯨のすき焼きも親しまれていました。鯨の入手が困難になったことで鯨肉自体も貴重な食材になりましたが、調査用に捕獲された鯨の肉を調理したメニューが県内各地で提供されています。

さらに、フグ以上のおいしさとも称されるクエを、調味した酢・ちり酢でさっぱりといただくクエ鍋や、コラーゲンが豊富なウツボを使ったすき焼きなども愛されています。海鮮鍋の種類が豊富なのは、豊富な海の幸に恵まれた高知ならではの特色といえるでしょう。

>>(次ページ)うどんの代わりにラーメン?アツアツすぎる鍋料理にも注目!
1 2
Page 1 of 2
PREV 甘味がぎゅっと!日本初の干潟養殖カキ「ひがた美人」誕生
NEXT 行楽の秋も!SNS映えも!香川で食べたい変わり種ソフトクリームたち

関連記事