グルメ
2018/05/14

目指すは新名物!秋田発の珍グルメ&B級グルメ

(写真=jreika/Shutterstock.com)
(写真=jreika/Shutterstock.com)

秋田の名物グルメといえば、横手焼きそばやきりたんぽ、稲庭うどんなど全国的にも有名なものが多数あります。一方で、県外の人々にはほとんど知られていない、またはじわじわと人気上昇中のご当地グルメも存在しています。今回は、将来秋田の新名物となり得るであろう、地元民に人気のメニューについて紹介していきましょう。

新たに誕生した秋田名物

「男鹿しょっつる焼きそば」は、2009年4月25日から販売を開始した新ご当地グルメです。その味を求めて全国から訪れたくなるような名物食を作りたい、との想いから誕生しました。男鹿しょっつる焼きそばとして販売できるのは、男鹿に古くから伝わる調味料ハタハタしょっつるがベースのタレを使うこと、粉末ワカメと昆布だしを麺に練り込むこと、肉を入れずに作ることなどのルールに適合したメニューのみです。男鹿市内の飲食店では、これらの条件をクリアしたうえで、具材や盛り付け方などそれぞれの店のアレンジを加えて提供されています。

2011年1月の「男鹿のやきそばソング」、同年9月の公式キャラクター「おが丸」など、さまざまなPR活動が行われてきた男鹿しょっつる焼きそば。2011年9月の「北海道東北B-1グランプリin青森」を皮切りに、全国で開催されているグルメイベントにも出展しています。

一方、2015年12月、全国で約2,700本のみ発売されたのは、湯沢市の秋田県醗酵工業株式会社が手がけた「きりたんぽ焼酎」です。その名のとおり、秋田名物・きりたんぽからつくられた焼酎で、原料となるきりたんぽには、もちろん秋田県産のあきたこまちを使用。お米本来の甘みとさっぱりした飲み口が特徴の乙類焼酎で、ロックはもちろんお湯割り・ソーダ割りも楽しめます。

テレビ番組にも取り上げられた元・保存食

秋田には、県民の多くが長らく存在を知らなかったグルメもあります。そのグルメとは、北秋田市民に古くから愛されてきた「バター餅」です。もち米にバターや砂糖などを加えて作るお菓子で、ひと口食べると優しい甘みが口に広がります。

現在はおやつとして食べられることも多いバター餅ですが、もともとはマタギが保存食として食べていたものでした。というのも、バター餅は餅米からつくられているため腹持ちがよく、なおかつバターのおかげで食感はいつまでも柔らかくモチモチです。栄養満点のバター餅は、まさに携行食にうってつけの食べ物だったのです。

マタギの保存食から一般家庭のおやつへと変化を遂げたバター餅に転機が訪れたのは2012年4月のことでした。全国区のテレビ番組でバター餅が紹介されるやいなや注目を集め、バター餅ブームが巻き起こったのです。これを機に、北秋田市は積極的な広報活動を開始します。

バター餅関係者が「日本バター餅協会」を設立した2012年7月23日、市は「バター餅の里」宣言と「北あきたバター餅の日」を制定。10月には、6月に特許出願していた「北あきたバター餅」が登録されました。バター餅の出来栄えや味を競い合う「BM-1グランプリ」も2012年から毎年開催されています。

また、北秋田市出身のシンガーソングライター本城奈々さんがPRソング「バターもちのうた」を制作し、さらにはゆるキャラ「バタもっち」も登場するなど、バター餅の知名度拡大と地域活性化に向けた取り組みは続いています。

>>(次ページ)一度は消えたご当地グルメが復活

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