グルメ
2019/09/04

猛暑で注文殺到!?和歌山の梅干しが大人気、その効能とは

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
猛暑のときには、アルコール飲料やアイスクリームなどの乳製品、制汗剤をはじめとする化粧品の売れ行きが好調になります。同じく夏になると需要が伸びる商品の一つに、梅干しがあります。食中毒や熱中症の予防に欠かせない梅干しの効能について、あらためて理解を深めてみましょう。

和歌山の工場が悲鳴

日の丸弁当におにぎりの具、はたまた薬味の一つとして、食卓に欠かせないのが梅干しです。和歌山はみかんや柿などさまざまな果実の栽培が盛んですが、そのなかでも有名な特産物といえば梅干しでしょう。

和歌山ではみなべ町、田辺市などで南高梅や古城梅が生産されており、2018年の収穫量は7万3,200トンでした。これは全国シェアの約7割にあたります。和歌山では梅の加工品の生産も盛んで、梅干しを製造販売している企業も数多くあるのです。

そんな和歌山で、2018年は猛暑の影響によって各メーカーの工場がフル稼働しても生産が追い付かない状態になってしまったといいます。梅干しは一朝一夕でできるものではなく、下処理や仕込み、味付けと複数の工程を経ながら時間をかけて作り上げていくものです。

真夏の「梅干し切れ」を避けたいのなら、夏バテになってから梅干しを買うのではなく、夏が本番を迎える前に冷蔵庫に常備しておくことをおすすめします。

夏には梅干し!その理由は

しかしなぜ、これほどまでに梅干しの需要が高まるのでしょうか。それは梅干しに含まれる栄養素が、夏に欠かせない成分ばかりだからです。夏こそ摂取したい、梅干しの効能について見ていきましょう。

梅に含まれる栄養素

梅は、古くから薬としても利用されてきました。梅の加工品には、カリウムやβ-カロテン、クエン酸、オレアノール酸、梅ポリフェノールなど体にいい成分が豊富に含まれています。

効能は

カリウムはミネラルの一つで、塩分の摂りすぎを防ぐ効果があります。梅干しに含まれるクエン酸は強い殺菌力を持つだけでなく、疲労物質の分解を促進し、さらに血液をサラサラにしてくれる優れものです。この2つの栄養成分によって、高血圧の予防が期待できるでしょう。

そのほか、β-カロテンには抗酸化作用が、梅ポリフェノールには抗ウイルス作用や抗菌作用があるとされています。

食中毒と熱中症の予防にも

梅干しを弁当やおにぎりに入れると、クエン酸の強い殺菌力と梅ポリフェノールの抗菌作用で食品内の雑菌の増殖を抑制してくれます。さらに梅干しに含まれるクエン酸で疲労回復効果があるほか、塩分も含まれるため、熱中症の予防効果も期待できるのです。

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