グルメ
2019/09/03

愛知の川魚がうまい!ブランド魚絹姫サーモンが食べられるお店

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
川魚には独特の臭みがあるというイメージから敬遠されることもありましたが、近年では臭みがなくおいしいブランド川魚も多く出てきています。その一つが、愛知の絹姫サーモンです。奥三河の清流で育った美しく輝く絹姫サーモンはどのようにして誕生したのでしょうか。

絹姫サーモンの誕生秘話

絹姫サーモンは、愛知県水産試験場と、地元の生産者たちが共同で開発したブランド魚です。ニジマスには泥臭さがあるという元来のイメージを覆すべく研究に取り組んでいるうち、一匹の奇跡のニジマスが生まれました。

それはニジマスの突然変異種でニジマス特有の斑点模様がないホウライマスと、アマゴをかけ合わせて生まれた品種です。その品種には、1992年に当時の知事から「絹姫サーモン」というブランド名が授けられました。絹姫サーモンは、遺伝子組み換えや薬品無しで作られ、川魚特有の油臭さがなく食べやすいのが特徴です。

試行錯誤を重ねて生まれたおいしい絹姫サーモンは、愛知の特産品として飲食店で提供されているほか、直売所や土産物店、通信販売でも購入できます。

ニジマスはアメリカからやってきた移入種

そもそもニジマスは1877年以降にアメリカから持ち込まれた移入種です。鮭の仲間ではありますが、味は鮭やサーモンよりも劣るとされていました。比較的高い水温でも生息でき、一生のうちに何度も産卵するため養殖が容易という特徴を持ちます。

アメリカから移入されて以来、ニジマスは全国で放流が行われてきました。しかし、自然条件下で繁殖して定着した例は北海道以外ではあまり見られません。食品店でよく見かける「トラウトサーモン」は、海外で海面養殖されたニジマスのことです。

ニジマスのブランド化に乗り出す自治体はたくさんある

山梨では、キングサーモンとニジマスを交配した「富士の介」が、四方を山に囲まれた“海なし県”の長野では、ブラウントラウトとニジマスを交配した「信州サーモン」など、愛知以外でもニジマスのブランド化に取り組む自治体が増えています。

移入されたニジマスとは異なり、いずれも脂乗りがよいうえに臭みがないのが特徴です。

絹姫サーモンの加工品も

生でおいしく食べられる絹姫サーモンですが、日持ちする加工品もあります。名古屋に本社を置く株式会社寿商店が、オリジナル商品として販売している絹姫サーモンスモークは、生のような食感にスモークの豊かな香りが楽しめる逸品です。

高級感のあるパッケージで、贈答品にしても喜ばれるでしょう。そのままでワインと一緒に、時にはパスタに添えたり、ブルスケッタにクリームチーズと絹姫サーモンスモークを合わせたりというように、お好みのアレンジで楽しむことができます。

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