経済
2019/04/18

その歴史にドラマあり!香川・高松琴平電気鉄道

(写真=高松琴平電気鉄道)
(写真=高松琴平電気鉄道)
香川にある高松琴平電気鉄道は、1943年に開業した鉄道会社です。80年近く続くこの鉄道には、現在に至るまでにドラマのような歴史がありました。最近は、かわいらしいマスコットキャラクターが鉄道ファンの間で人気を博すなどさまざまな取り組みによって注目を集めています。高松琴平電気鉄道とはどのような鉄道なのでしょうか。その歴史や魅力をご紹介します。

高松琴平電気鉄道の長い歴史

高松琴平電気鉄道(ことでん)は、1943年に琴平電鉄、讃岐電鉄、高松電気軌道が統合されて誕生しました。統合された中でもいちばん古い鉄道会社である、高松電気軌道が設立されたのは1909年、今から110年も前のことです。

ことでんは設立以降、高松の人々の足として発展していく中で、バス会社も含め多くの会社と統合し事業を拡大していきました。ところが、自家用車の普及もあり、1974年をピークにことでんの輸送人員は減少していきます。そして経費節減の一環として、1986年にはバス部門の切り離し、さらに2001年には経営不振のため系列百貨店の民事再生法適用の申請を行います。

衰退を待つだけでない!ことでんの試みとは?

ことでんの歴史を聞くと、近年地方で問題になっている鉄道会社の経営不振が頭をよぎります。しかしことでんは、苦境の中でもチャレンジを続けるとても頼もしい鉄道会社なのです。

例えば、2005年には四国で初めて、鉄道・バスに共通利用できる非接触 ICカード乗車券の「IruCa(イルカ)」を導入しました。2007年8月には、全線車両冷房化100%を達成し、2009年7月からは女性車掌の乗務も開始しています。

ことでんのかわいいキャラクター・ことちゃん!

ことでんのマスコットキャラクターとして、2002年に誕生したイルカの「ことちゃん」。釜玉うどんが大好物でおなかがポッコリと膨らんでいます。2013年にはご当地キャラ総選挙にも出場し、決勝まで進んで見事3位に輝きました。

ことちゃんのことでんキャラクターとしての活動は多岐に渡っており、ツイッターでの情報発信に加え、LINEスタンプとしてもことでんをアピールしています。ちなみにことちゃんには「ことみ」という結婚を前提とした恋人がいます。青のことちゃんとピンクのことみちゃん、2人でことでんのPR活動を行っています。

>>(次ページ)音楽ファン必聴!ことでんの発車メロディー
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