経済
2019/03/18

進化を続ける渋谷の今。東京都心で進む再開発

(画像=PIXTA)
(画像=PIXTA)
近年、渋谷を訪れるといつでも工事が行われているような気がしませんか?これは、渋谷で大規模な再開発が進められているからです。東急電鉄が行う再開発では、渋谷のスクランブル交差点付近を中心として、複数のプロジェクトが進められています。休むことなく進化を続け、常に最新の流行や情報が飛び交う渋谷の街は、今後どう変わっていくのでしょうか。

渋谷はいつから若者の街になったのか

江戸時代の渋谷は、江戸の中心地から少し離れていたことで、都市部ではなく農村という位置付けでした。ところが、江戸の町が広がっていくにつれ、渋谷にも武家屋敷が多くなり、いつの間にか農村ではなく都市近郊の街として栄えていきます。

明治に入ると、さらに農地が減少していき、軽工業化が進みました。精米・製粉、紡績など、さまざまな工場が立ち並ぶようになります。鉄道網の発達によって、1885年には渋谷駅が開業され、街はさらににぎわいました。

1934年には東横百貨店(現東急百貨店)が開業しました。第二次世界大戦後には、旧陸軍の代々木練兵場がワシントンハイツという米軍施設になり、アメリカの文化が渋谷に流れ込みます。これが流行の街、若者の街渋谷の発端になった、ともいわれています。

1964年にワシントンハイツは日本に返還され、その年の東京オリンピックでは国立代々木競技場や選手村といったオリンピックの施設として生まれ変わりました。オリンピックのために交通インフラが整備され、都市機能はさらに充実しました。現代の渋谷の原型は、このころに生まれています。

2019年以降も新施設が続々オープン

1964年の東京オリンピックによって街並みを大きく変え、発展した渋谷の街は、2020年に再び開催される東京オリンピック・パラリンピックによって、さらにその形を変えようとしています。東急電鉄の再開発プロジェクトでは、渋谷駅周辺エリア、表参道・原宿エリア、代官山・恵比寿エリアの3つのエリアで再開発が進められています。

すでに開業している渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷ブリッジに加え、2019年春以降は渋谷ソラスタ(2019年3月)、渋谷フクラス(2019年秋)、渋谷スクランブルスクエア(2019年・2027年)が続々と開業する予定です。

渋谷駅周辺エリアでは、安全で快適な街を実現するために、駅を中心とした再開発が行われています。建設が進められてきた渋谷スクランブルスクエアは、2019年秋には第一期開業を迎える予定です。地上47階建てとなるこの施設には、オフィス、商業施設、展望施設、産業交流施設などが設けられます。展望施設の名称はSIBUYA SKY(渋谷スカイ)と名付けられました。渋谷エリアで最も高いビルとなる同施設は、今後渋谷の観光と産業の拠点となっていくことでしょう。

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