経済
2018/12/13

冬の京都を伝統行事で過ごしませんか?年末年始の京のお祭り

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
春の桜や秋の紅葉といったイメージが強い京都観光ですが、今、冬の京都が注目を集めています。雪化粧した京都の冬では、お寺や神社の伝統行事が時ににぎやかに、時に厳かに続きます。「終い弘法(しまいこうぼう)」や「初天神」といった観光客がたくさん集まるお祭りや、火縄に火を付けて自宅まで持ち帰るという年越し行事である八坂神社の「をけら祭」など、古式ゆかしい行事もあります。

今回は、京都で過ごす年末年始におすすめのお祭りと、雪景色の名所をご紹介します。

京都の冬ならではの観光とは?

京都は盆地になっているため、冬の間、厳しい寒さが続きます。ただ、雪が降っても何日もの間振り続くといったことはあまりありません。それでも、山間部や山裾にある神社仏閣は雪化粧をして、幻想的な光景が観光客を楽しませます。

祇園祭りや葵祭、時代祭のように全国的なニュースで取り上げられる祭りがある一方で、京都各地で行われる節分祭りなど、地域に根付いた冬ならではのお祭りもあります。花見や紅葉シーズンに比べると、初冬から春先にかけての時期は観光客で混雑することも少ないため、ゆっくりと古都を散策するのにおすすめです。

冬におすすめの京都のお祭り3選

ここからは、京都らしい趣のある冬のお祭りを3つご紹介します。どれも気軽に参加できるものばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

・東寺の「終い弘法」
正式な名を教王護国寺という東寺は、国宝の五重塔で知られる弘法大師空海ゆかりの寺です。空海の月命日に当たる毎月21日、境内で行われる弘法市は「こうぼうさん」として親しまれています。

普段の弘法市は、骨董屋を中心に植木屋や古着屋などの露店が立ち並びますが、年内最後に行われる12月の終い弘法には、葉ボタンや松竹梅の鉢植え、干し柿やカズノコ、干支の置物など、正月を迎えるための品々も数多く出揃って地元の人たちや観光客でにぎわいます。

・八坂神社の「をけら祭」
「祇園さん」で有名な八坂神社で行われる、正月を迎えるためのお祭りです。大晦日の午後7時、ご神火で「をけら木」と呼ばれる人々の願いを書いた護摩木のような木の棒を焚き始めます。元旦まで続く行事で、参拝者は境内のをけら灯籠から火縄に火を移し、消えないようにぐるぐると回しながら家まで持ち帰り、雑煮を作る火種にして一年の無病息災を祈ります。

・北野天満宮の「梅花祭り」
九州の太宰府で亡くなった菅原道真が祭神の北野天満宮では、梅の花を好んだという道真公を忍び、毎年命日である2月25日に、梅花祭りが行われます。境内の梅を愛でながら芸妓や舞妓による野点の茶会や梅苑公開などが楽しめる、京都に春を呼ぶ風物詩です。

>>(次ページ)京都で雪景色を楽しめる厳選の神社仏閣3つ
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