経済
2018/07/31

撮影するなら白石へ!映画やドラマで地域を盛り上げるフィルムコミッションとは

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
全国に150以上も存在する非営利団体「フィルムコミッション」。映画やドラマのロケ誘致をはじめ、地域を元気にするための活動や文化の発信などに以前から取り組んでいる団体です。今回はそんなフィルムコミッションの中から、宮城の白石市に拠点を置く「みやぎ・しろいしフィルムコミッション」を取り上げてみたいと思います。

歴史ロマンと現代が融合した白石

みやぎ・しろいしフィルムコミッションのある白石市は、誰もが知る歴史の舞台となった土地です。

市内の中心部にある白石城は、関ヶ原の戦いが終わった後に伊達政宗の参謀・片倉氏が居城した歴史的な城郭で、1874年に一度解体されたものの、1995年、史実の通りに天守閣や大手一ノ門などが復元されました。元の白石城門やお城に使われていた瓦など、白石城が存在していた当時の雰囲気を感じ取れる貴重な品は、白石市内にある寺院などで大切に保管されています。

白石城をはじめ、歴史ロマンあふれる史跡名勝が多い一方で、モダンな表情も持っているのが白石の魅力です。優れた設計・デザインで「デダロ・ミノス国際建築スポンサー賞」を受賞した白石市文化体育活動センター(愛称・ホワイトキューブ)や公立刈田綜合病院、福祉の里など近代的な趣の建物が市内各地に点在しています。

また、白石市は一年を通して降水量が少なく、降雪も1月を除けばほとんどありません。盆地でありながら平均気温が0度を下回る月がなく、夏場も真夏日を超えることがないという快適さです。気候の面から見ても、白石市は恵まれた土地といえるのです。

撮影誘致や協力に携わる「みやぎ・しろいしフィルムコミッション」

みやぎ・しろいしフィルムコミッションの活動は、映画やドラマなど映像作品の撮影誘致と撮影支援・協力です。具体的な内容としては、地域のPRやWebサイトを使った情報の提供をはじめとする「ロケーション撮影の誘致」、候補地の情報提供・撮影時に必要な施設やケータリングの準備といった「ロケーション撮影への支援、協力」、映画会社・監督らへのPRを含む「積極的なロケ誘致活動の実施」などが挙げられます。

2012年4月に設立されたみやぎ・しろいしフィルムコミッションは、設立後からさまざまな実績を上げてきました。同年7~9月、設立からわずか3ヵ月で大倉忠義さん・桐谷美玲さんが主演を務めた映画「100回泣くこと」の撮影誘致に成功した他、ドラマ「女医・倉石祥子」シリーズも白石でロケが行われています。2015年と2017年には国産車のCM撮影を実施。さらに2016年は外国作品のロケ先にも選ばれ、台湾民視にて放送されていたドラマ「我的老師叫小賀」の日本篇が白石城で撮影されました。

このように、みやぎ・しろいしフィルムコミッションでは、多くの映画やドラマCMロケをサポートしています。

>>(次ページ)みやぎ・しろいしフィルムコミッションの目的は地域活性化
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