経済
2018/08/02

ワールドカップまであと500日!日本各地のラグビーPRイベント

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
2019年の日本ラグビーワールドカップ開催まで、あと500日を切りました。ワールドカップに備えて、2大聖地である大阪の「東大阪市花園ラグビー場」や東京の「秩父宮ラグビー場」をはじめ、日本各地で行われているラグビーのイベント情報をチェックしましょう。

日本初のラグビー場・聖地「花園」

大阪の「東大阪市花園ラグビー場」は日本初(そして東洋初)のラグビー専用競技場です。ラグビーの聖地である「花園」は、秩父宮殿下が奈良の橿原神宮ご参拝の際、大阪電気軌道 (現在の近畿日本鉄道)沿線の空き地にラグビーの専用競技場をつくるようご提案されたことがきっかけで、1929年に誕生しました。1963年から全国高等学校ラグビーフットボール大会が開催されて以降、高校生ラガーマンの憧れの地となっています。

収容人数3万人を誇る「花園」の特徴は、観戦者に無料のラグビー資料館が開放されていることです。世界と日本のラグビーの歴史を伝える写真パネルや、有名チームのジャージなどの実物展示で、ラグビーの魅力を初心者の方にもわかりやすく紹介しています。

現在、花園ラグビー場は国際大会開催の基準を満たすために改修中(2018年9月完成予定)ですが、この工事期間中にも高校大会だけは特別に開催されていました。改修後のこけら落としとして2018年10月26日に行われる日本代表戦は、1929年の開場以来、初めてのナイター試合を予定しています。2019年のワールドカップでは、アルゼンチン対トンガ戦(9月28日)、ジョージア対フィジー戦(10月3日)などの好カードの試合が行われるので、ぜひ生でご観戦ください。

日本代表選手のキャンプ地となるもうひとつの聖地

東京・明治神宮外苑の「秩父宮ラグビー場」も「花園」と並ぶラグビーの聖地です。1947年11月、女子学習院の焼け跡に完成したこのラグビー場は、その建設費用が各大学ラグビー部OBの寄付金などによって賄われたうえ、当時日本ラグビーフットボール協会の名誉総裁であった秩父宮殿下がご病身ながら着工に立ち会われるなど、ラグビーを愛する者たちの血と汗の結晶といえます。

1953年には年頭に薨去された秩父宮殿下の遺徳をしたって「東京ラグビー場」から現在の名に改められました。以降、ジャパンラグビートップリーグや国際試合、日本選手権、大学選手権など、ビッグマッチが開催されています。

2万4,871名を収容可能な「秩父宮」の特徴は、スタジアムグルメを豊富に取り揃えていることです。なかでも、ラグビーボール状のドライカレーにハヤシソースをトッピングした「ノーサイドハヤシライス」という限定メニューは絶品。ちなみに「ノーサイド」とは、「試合を終えたら敵も味方も同じ仲間だ」というラグビー特有の精神を指します。「秩父宮」には更衣室とシャワー室が1つずつしかなく、試合のあとは両チームが一緒にシャワーに入るなど「ノーサイド」精神が随所に表れています。

ただ、秩父宮ラグビー場は2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに取り壊され、隣接する旧・神宮球場跡地に新ラグビー場を建設する予定です。その関係もあって、2019年のワールドカップでは「秩父宮」は試合会場とはなりません。しかし、日本代表の「公認チームキャンプ地」のひとつとして活用されます。取り壊し前に1度は「秩父宮」へ足を運んで日本代表選手たちを応援してみるのもいいですね。

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