経済
2018/06/25

歩いて走って健康的に!アグレッシブ過ぎる別府温泉めぐり

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
「日本一のおんせん県」というスローガンを掲げる大分。そのなかでも、2,000以上の温泉に恵まれた別府では、ウォーキングやマラソンで健康的に数々の名湯をめぐるイベントがたくさん催されています。今回は、代表的な3つのイベントについて紹介します。

小説にもなった「べっぷ♨フロマラソン」

まず1つ目は、春の「べっぷ♨フロマラソン」です。これは、毎年3月末から4月はじめに行われる「別府八湯温泉まつり」の目玉イベントとして、2016年から始まりました。マラソンの走行距離42.195キロになぞらえて、3日間で別府の42.195湯(0.195湯はJR別府駅前にある手湯を指します)の温泉施設をめぐるスタンプラリーなのです。

2年目の2017年には、半分の21.195湯をめぐる「ハーフロマラソン」部門が新設され、3年目の2018年には、開催期間も5日間に延びて、88.195湯をめぐる「超フロマラソン」部門も新たに誕生しました。

このイベントは、タイムレースではなく、あくまで「完湯」(完走)を目指します。「完湯賞」は、「超フロマラソン」が長袖シャツ、「フロマラソン」がTシャツ、「ハーフロマラソン」がタンクトップと、完湯距離の長さに応じて袖の長さも伸びていくという、シャレのきいたもの。

ちなみに、「マラソン」とは銘打っているものの、ランニングやウォーキングだけではなく、タクシーやバス、自転車など移動手段は自由とされています。自分の体調と相談しながら挑戦できるうえ、お子さまからお年寄りまで気軽に参加できることも人気の秘密です。

さらに、このイベントを題材にした『別府フロマラソン』という小説が、2017年に福岡の出版社・書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)より出版されました。本作は、別府大学文学部で講師を務める作者の澤西祐典さんが、実在する温泉街や観光施設をめぐる二人の別府大生の姿をユーモラスに描いた作品です。巻末には、NPO法人「別府八湯温泉道名人会」メンバーや現役の別府大生が温泉街や観光施設について書いたオリジナルの注釈を掲載したり、カバーの裏側が別府市内地図になっていたりと、別府の魅力を余すところなく伝える1冊となっています。

本格派向けの「別府湯けむり健康マラソン」

次のイベントは、秋の「別府湯けむり健康マラソン大会」です。30年以上の歴史があるマラソン大会で、毎年1,000人以上が参加します。18歳以上が参加可能な「いだてんコース」(走行距離16キロ)や、中学生・高校生も挑戦できる「いきいきコース」(同8キロ)、初心者や小学生のお子さまも安心して取り組める「のびのびコース」(同4キロ)の3種類があります。2018年は10月14日(日)に開催予定です。

コースは奥別府の自然豊かな志高湖・神楽女湖周辺です。高低差も100メートル以上あるうえ、J-CHIPで正確にタイムの計測を行います。制限時間も最大3時間と、距離が短いながらも本格的なレースとなっています。過去大会の参加記録は公式ホームページ上に登録されるので、毎年参加を楽しみにしている市民ランナーも数多くいます。

このレースは、参加賞に3日分の温泉無料入浴券、ラッキー賞にペア別府1泊宿泊ご招待券など、温泉を楽しめるアイテムを用意しています。マラソンで健康的に汗を流したあとは、心ゆくまで別府の温泉を楽しむことができます。

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