経済
2018/06/14

県民性丸見え?おんせん県大分には意外な日本一が多い

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
大分といえば温泉というイメージがすっかり定着しています。実際、源泉の数も4,342ヵ所と日本一です。全国2位の鹿児島が2,773ヵ所ですから、非常に多いことに驚かされます。

さて、大分の日本一は温泉だけではないことをご存知でしょうか。今回は温泉以外にもある「大分の日本一」について取り上げていきます。

自然エネルギー電力供給が日本一!でもどうして?

都道府県別の自然エネルギー電力の供給割合を見ると、大分は38%で日本一です。ところで自然エネルギーといっても太陽光、風力、水力などさまざまな種類があります。これらの中で、大分で生み出されているのは主に地熱発電による電力です。

県内には2つの地熱発電所がありますが、その中の1つ、九重町にある八丁原発電所は国内最大の地熱発電所です。この発電所は1号機、2号機あわせて11万キロワットもの発電能力があります。年間発電量は8億7,000万キロワットにもなります。

なぜ大分で地熱発電が盛んなのでしょうか。その理由は温泉にあります。地熱発電は地下にある熱い蒸気を利用します。源泉数日本一の大分の地下深くには蒸気を発する地熱貯留層が豊富にあるため、たくさんの電力を生み出すことが可能なのです。まさに、おんせん県だからこそできることだといえるでしょう。

大相撲表彰式でおなじみのあれも大分の日本一!

相撲ファンの方ならばご存知かもしれませんが、大相撲本場所の幕内最高優勝力士に贈られる商品の中に「しいたけ入りのトロフィー」があります。見た目にもインパクトのある賞品として有名です。このトロフィーは、大分県椎茸農業組合から贈られているものです。

大分の乾しいたけの生産量は2015年の段階で1,115トンと、全国の生産量2,631トンの実に半数近くを占めています。大分は乾しいたけの生産量でも日本一なのです。また大分市は、乾しいたけの購入数量が全国の県庁所在地及び政令指定都市の中でもいちばん多いという調査結果も出ています。大分では乾しいたけが身近な食材であることがよく分かります。

大分でしいたけの生産量が多いのにはいくつかの理由があります。まずは県の70パーセントが森林で占められているという点です。森林にはしいたけの栽培に適したクヌギが多く生育しています。大分はしいたけ栽培のためのクヌギ植林にも力を入れており、クヌギ林の面積でも日本一です。

そして寒暖差が大きい気候もしいたけ栽培に適しています。さらには温暖な地域であり、比較的降水量が多いことも生産量を増やすのに一役買っています。大分の自然と気候があるからこそ達成できた日本一です。

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