経済
2018/06/15

県民のハートを鷲掴み!?異色!県広報アニメ「かなかなかぞく」

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
「かなかなかぞく」は、2014年6月より公開された神奈川県の広報用Webアニメーションで、県の重点施策を分かりやすく、かつ面白おかしく紹介しています。このアニメは、フラッシュアニメ「秘密結社 鷹の爪」でも有名な株式会社ディー・エル・イーが制作を担当。「鷹の爪」とコラボレーションしたり、2011年より現職を務める黒岩祐治県知事も本人役で出演するなど、地方行政のユニークな広報活動として、メディアでも話題になっています。

人気者たちが神奈川県の魅力を発信!

アニメでは、女子高生のりかちゃんを中心に、神奈川県のとある街に住む「神奈川」家の面々が、いつもぼーっとしている湘南生まれの海ぼうず「かなぼう」と一緒に、神奈川県の魅力に迫っていきます。

キャラクターボイスは、1話から15話まで阿澄佳奈さんや江口拓也さんなど、人気声優が務めていました。16話以降では大手芸能プロダクションの吉本興業と連係して声優陣もリニューアルし、NMB48・三田麻央さん、椿鬼奴さん、あべこうじさん、アホマイルド坂本さんがレギュラーキャラクターの声優を担当しています。そのほか、トレンディエンジェルやエグスプロージョンなど神奈川県にゆかりのある人気芸人も、本人役としてアニメに出演しています。

アニメ以外にも、「神奈川いろいろ知り大使」として活動する株式会社AMF代表取締役の椎木里佳さんが神奈川県庁の取り組みを紹介するレポートや、かなぼうのマペットが県内の各所に訪れる「出張編」など、実写コンテンツも充実しています。

「未病」や「ロボット」などさまざまな取り組みを紹介

「かなかなかぞく」で取り上げられた神奈川県の取り組みをいくつか紹介しましょう。

神奈川県は「人生100歳時代」を目指し、「未病の改善」を重点施策に掲げています。「未病」とは、「健康でもないが、病気でもない」状態のことです。アニメでは、「神奈川」家が、「食」「運動」「癒し」など「未病」を治す地域資源が豊富な県西地域や、健康情報を見える化できるアプリ「マイME-BYOカルテ」を紹介しています。このような取り組みを行う黒岩県知事に対して、80年後の未来からやってきた(!)100歳近いりかちゃんが感謝を述べにタイムスリップしてくるシーンもあったりと、アニメならではの表現で神奈川県の「健康寿命日本一を目指す取り組み!」をアピールしています。

また、神奈川県は、高齢化や自然災害から県民の「いのち」を守るため、「さがみロボット産業特区」を設置して、生活支援ロボットの実用化・普及を進めています。かなぼうも、ロボット開発に必要な実験ができる相模原市の「プレ実証フィールド」や、生活支援ロボットの体験ができる相模原住宅公園に実際に訪問しています。「さがみロボット産業特区」のイメージキャラクターを鉄腕アトムが務めているので、いつか「神奈川」家とのコラボレーションも実現するやもしれません。

このほかにも「かなかなかぞく」では、ラグビーワールドカップ2019や東京オリンピック・パラリンピック2020を目標としたスポーツ推進政策、食育やJアラート、SNS被害など県民の生活に密着したトピックも取り上げており、「神奈川」家は県の広報活動で幅広く活躍しています。

>>(次ページ)かなぼうたちに会える…かな?
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