経済
2018/03/06

ここの社員は日本一幸せ!?岐阜「未来工業」の精神とは

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
働き方改革を掲げながら、本当の意味で働き方を変えられる企業は国内に一体どれだけ存在しているのでしょうか。

2017年、厚生労働省が企業向けに行ったセミナー「働き方改革の背景と取組の実際」の参考資料によると、国内企業では年間所定外労働時間は平均132時間、年次有給休暇取得率は約48%となっています。

いまだに多くの企業で残業が強いられ、有給休暇も気軽に取得できないのが当たり前。そんな現代の労働事情に逆行する企業が岐阜にありました。社員は日本一幸せといわれる「未来工業株式会社」の取り組みに迫ります。

未来工業は当たり前が通じない

(写真=PIXTA)
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岐阜にある未来工業株式会社は、電設資材や管工機材を製造・販売している企業です。製品は高いシェアを誇り、創業から赤字なしという優良企業。

そんな同社では、国内企業で習慣とされていることを強制していません。例えば「ホウレンソウ」。上司に報告、逐一連絡、何かあったらすぐに相談、入社初日に先輩や上司から口酸っぱく言われた新入社員も多いことでしょう。しかし未来工業では、ホウレンソウは禁止されています。そして「部下への命令」と残業も、この会社ではよしとされません。

とはいえ、報告・連絡・相談がなく仕事は進められません。あくまでも社内キャンペーンとしてのホウレンソウは禁止し、社員が自主的に動ける環境を作り出している、ということです。残業も完全にゼロではありませんが、極力残業にならないよう社員は努力しなければいけません。

残業をする社員はいい社員、という風潮がいまだ国内企業に多く見られる中で、未来工業は以前から「効率を上げて残業を減らす」という方向に進んだのですから、とても先進的な考えを取り入れていた企業だったことが分かります。

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