経済
2017/12/03

華やかな花街が西東京に復活!芸者が歩く「八王子黒塀通り」の魅力

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
多摩地区に広がる、都心のベッドタウン・八王子は、人口約56万人という東京最大の市です。山地に行くとミシュラン三ツ星の観光スポット「高尾山」があるものの、都市部に何があるか思いつかない人もいるかもしれません。

そんな八王子で、芸者文化を通して観光客を呼び寄せようという動きがあります。かつて花街として賑わった中通りの活性化です。いま、じわじわ人気を集めている「八王子黒塀通り」の魅力を紹介します。

八王子は織物業で栄えた粋な街だった!?


最近でこそ多摩エリアでの存在感を立川に譲ってしまっている八王子ですが、かつては駅の周辺に大丸や伊勢丹、そごうなど、名だたる百貨店が建ち並ぶ「商いの街」として栄えていました。もともと江戸時代後期から昭和の前半まで、八王子は生糸産業の一大産地でした。国内外へ出荷する生糸業者や絹織物工場が集中しており、全国から生糸や織物を求めて商人が押し寄せていました。

商売が盛んな街には接待がつきもので、自然と夜の街が形成されます。全盛期の八王子には料亭や置屋が軒を連ね、お座敷に出入りする芸妓が200人以上も行き交う華やかな街でした。その名残は今も中通りの黒塀通りに見ることができます。

>>(次ページ)黒塀通りにはいまも芸者の歩く姿
1 2
Page 1 of 2
PREV 北陸新幹線で来場者急増「福井県立恐竜博物館」の新たなビジョン
NEXT 電子黒板のある学校の割合全国No.1!?佐賀の日本一いろいろ

詳しく見る

関連記事