経済
2019/07/29

意外なあの会社も?さりげなくナンバーワンな京都の企業

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
任天堂、ワコール、京セラなど、これらの日本を代表する企業にはある共通点があります。それは京都に本社があるという点です。いくつもの大企業が京都に本社を置いているということだけでも意外ですが、京都にはほかにも有力な企業があるのをご存じでしょうか。

今回は京都にある「ナンバーワン企業」にスポットを当てて、ご紹介していきます。

宇宙規模のナンバーワン企業「フジックス」

1921年創業のフジックスは、ポリエステル高級縫い糸「シャッペスパン」などを扱う縫い糸専業の企業です。フジックスの家庭用縫い糸は国内シェアの7割を占めます。現在は日本国内だけでなく、中国やベトナムなど海外にも連結子会社を持つグローバル企業に成長を遂げました。

そして驚くことに、フジックスの縫い糸は宇宙開発の分野でも利用されています。2010年に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の帰還用パラシュートの縫製には、フジックスの縫い糸が使われていました。過酷な宇宙空間で長期間耐えられると認められてのことです。まさに日本の宇宙開発を支える企業の一つであるといっても過言ではないでしょう。

消費者へ安全に卵を届ける「ナベル」

スーパーでパック入りの卵を購入すると、透明のケースに入っています。このケースに入れる卵を選別し、詰める機械を作っている企業がナベルです。

ナベルはもともと1964年に家電製品における製品ラインの制御機器製作メーカーとして創業しました。その後、1984年には、移送時の卵の破損を軽減させる技術を用いた移送速度封殺装置が科学技術庁注目発明賞を受賞します。それからは卵の選別機、包装機械のメーカーとして飛躍し、1995年には鶏卵分野で国内シェアナンバーワンの企業となりました。

卵は通常、洗って乾かし、サイズごとに分けて、ヒビが入っていないかを選別し、パッケージされて出荷されます。私たちがスーパーで購入するきれいな卵は、ナベルの技術があってのものなのです。

>>(次ページ)種苗メーカー「タキイ種苗」も京都の企業
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